
「レッドガム」はユーカリの一種で、木部が赤色の樹木です。オーストラリア南部のニューサウスウェールズ州からビクトリア州にかけて分布しています。非常に硬質な樹木です。また、比重が大変大きく、ズッシリと重い材質です。独特の香り(ユーカリ系統の樹は香り高い傾向があります)と燃焼時間の長いことで原産地のオーストラリアでは薪ストーブ、暖炉用として人気があります。
|
「薪クラブ」が、国産薪との燃焼比較を実施しました。ナラの約2倍の時間、安定燃焼が続きました。
「熾火(おきび)」の状態が、驚くほど長く継続します。このような燃焼のしかたは、備長炭の燃焼を見ているようです。レッドガム薪2本程度で、およそ4時間ほど(環境により異なります)
現地では、ピッツエリア用の薪や、暖炉用の薪としても重宝されています。煙が少なく、また炎が少ないです。
|
 |
材質が硬質なため、着火性は大変悪いために、薪ストーブの着火時は着火性のよい軽質な薪で燃焼スタートをした後に投入するのがこの薪の一般的な使用スタイルです。

 |
 |
 |
 |
焚付材に火をつけた上にナラとレッドガムの2つの薪を同時投入。 |
ナラはすぐに火が回りました。レッドガムは下面は燃えていますが全体が燃えるという状態ではありません。 |
ストーブフロントを開けていたら、真っ黒になったレッドガムからも炎が上がります。ナラ薪はほぼ全壊。 |
ナラはすでに灰になっています。木炭のような状態でレッドガムの燃焼だけがじわじわ進んでいきます。 |
 |
 |
 |
 |
ここで、新たなナラの細い薪を3本投入です。 |
突っつき棒でレッドガムの炭化した表面を崩してみたところ、炎が立ち上がります。 |
大体においてこのようなオキ火の状態で燃焼が続いていきます。 |
ようやく火の勢いが弱くなってきました。ほぼ終了。 |

レッドガムの燃焼は独特です。
備長炭のような燃え方です。煙は少ないです。炭のようにゆっくりと火が回っていきます。大きな炎が上がるわけではありませんが、燃焼時にかなりの熱量を感じます。
おそらく、酸素とのコンタクトプロセスが物理的原因でナラ材等と違うのだろうと気が付きました。
このような長時間燃焼が続くという、特殊な燃え方を最大限活用するには、このレッドガム薪を燃焼の中心にして、火勢の調整用として細く割った一般的な薪をサブで使うという方法が良いと感じました。実際のところ、オーストラリア現地では、高級薪として最も高い価格帯で販売をされているのがこのレッドガム薪なのです。焚き比べることで、その特殊性を十分に比較実感することができました。
まとめ買いはこちら
|