石窯構造のセオリー「クラウチング構造R」と利便性・安全性向上の「煙突構造」 この石窯は下段で焚いた薪の熱が内部後方から上段へ移動し、天井付近で滞留する「クラウチング構造R」です。滞留場所からあふれた熱は主に煙突から排出されます。 熱の滞留場所を設けることは石窯構造で最も重要です。この石窯は天井高と排気口の高さも理想に近い比率になっています。 煙突は無くても石窯として機能しますが、煙突から排気する構造にすることにより、上段調理室から漏れ出る排気量が減り、調理する人の利便性と安全性を高めます。 | 耐火レンガを積み上げるだけで完成 耐火モルタルや耐火セメントを使わずに説明書を見ながらレンガを積み上げるだけで完成。軍手とゴムハンマー(無くても良い)以外必要な道具もありません。使わない時は分解して倉庫に収納することもできます。置き場所を変えたい時もレンガを積みなおすだけです。 上下2層式の構造のため、中板が劣化し破損した場合に交換可能なようにレンガ同士を接着せずに運用することをおすすめします。接着すると密閉感が上がり、石窯の能力は向上しますが、中板を取り出せるように考慮しておいてください。 |