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三河木炭黒七輪
黒七輪の定番。珪藻土でできた燃焼炉部分を定評ある三河瓦土の外装で覆った2重構造のユニークな七輪です。断熱効果が高く、炭を節約できます。1つ1つ手づくりで仕上げられます。重厚感があり、独特な雰囲気があります。
かつては杉松製陶さんが製作されていましたが、現在は三州丸栄さんに受け継がれています。
※部分改良などの理由で形状、仕様が変更になる場合があります。
※手作り商品のため、サイズに多少誤差が生じます。
サイズ:外径27cm、高さ24cm(内径約17cm(最大)、有効深さ約12cm)
重量:約6kg
商品コード : su0004 |
価格 : 16,500円(税込) |
ポイント : 165 |
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品切れ
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配送料金表(消費税込)
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その他本州
四国・九州 |
沖縄 |
1,630 |
1,100 |
1,000 |
2,160 |
黒七輪の構造(2重構造)
珪藻土七輪を瓦で守っている2重構造になっていますから、珪藻土七輪のように金属のバンドの補強が不要です。これは腐食部分が無いということです。また瓦同様の皮膜があることから、煮こぼれても拭き取ることができます。耐久力がある七輪です。ただし珪藻土だけでつくられた七輪に比べると、重量が大きい(重い)です。
黒さの秘密
三河の黒七輪は、この地域の伝統的な製品である三河瓦(いぶし瓦)の製造方法と密接に関係しています。三河地方では、300年前からいぶし瓦の製造を始めています。この地方では焼き物に適した粘土が産出されるために、瓦以外にも七輪や植木鉢などの焼き物が生産されてきました。三河の土は、熱に強いと評価されています。
伝統的な三河瓦の製造に使われる窯も、黒七輪の焼成に使われる窯も、だるま窯と呼ばれる同様の窯が使われます。粘土の素地を加熱した際に、燃焼室に燻すための素材を投入します。この燻(いぶ)しの工程は工業的には燻化工程と呼ばれます。
燻しのタイミングを見計らって、燃焼室に一気に松ヤ二や油脂などの、「燻しの素」を投入します。そして、すぐに空気の供給を完全に断ちます。焼成過程の七輪は炭化水素ガスに接触します。この時に七輪の表面では黒い炭素膜が生成されます。釉薬を使わずにいぶし黒に焼きあがる秘密は、このような伝統工法によっているのです。
安全で快適にご利用いただくためのお願い
- ■コンロは「われもの」です。ぶつけたりすると欠けたり、割れる恐れがあります。
- ■底部はかたいため、テーブル、床のひきずりキズにも注意してください。
- ■コンロの金具(バンド・とめくぎ・焼アミ)で手を切ったりヤケドをしないように取り扱いに注意してください。
- ■コンロの底部は高温になります。火災防止のため、熱に弱いものの上に直接置かないで耐熱性の台などを敷いてお使いください。
- ■火の付いたコンロを移動させる時は、ヤケドをしないように木綿の厚手の手袋やぬれぶきんなどをお使いください。(化繊やゴムの手袋は危険ですから使用しないでください。)
- ■使用できる燃料は、木炭・オガ炭・豆炭です。(薪しちりんは細薪が使用できます)
- ■コンロは水分を含むと炭がおこりにくくなります。保管の際は、水濡れや湿気にご注意ください。
- ■炭をおこす時や燃焼中に火花が飛ぶ炭があります。お子様のヤケドや衣服・絨毯などがこげないよう気をつけてください。
- ■閉めきった部屋で長時間使用すると一酸化炭素が増加します。1時間に2〜3回窓を開けるなど、換気には十分気をつけてください。
- ■使用したあとは炭が消火されたことを必ず確認してください。消火には別売りの火消しつぼをご利用いただければ、消し炭として次回にも使用できます。
- ■いたみのひどいものは、安全の為早めの交換をおすすめいたします。
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